☆目黒区東が丘の賃貸マンション|3階配筋工事(スラブ配筋・ダブル配筋・CD管(合成樹脂可とう電線管))
皆さま、こんにちは。
本日10月8日は語呂合わせから「そばの日」だそうです。
そば派かうどん派か......どっちの方が多いのでしょうか。
折角なので今日は是非そばを食べてみてくださいね!
さて、前回紹介した工事の様子は2階立上りコンクリート打設でした。
(☆目黒区東が丘の賃貸マンション|2階立上りコンクリート打設)
今回は3階の配筋工事の様子をご紹介します!
上棟(※)となる3階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。
前回はコンクリート打設を行ったので、次は配筋工事・型枠の建て込みとなります。
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
今回紹介するのはスラブ配筋。
スラブ=上階の床と下階の天井になる構造体の上に配筋を行う作業となります。
今回は3階の天井かつ屋上になるスラブの上に鉄筋を組んでいきます!
スラブ配筋では上端筋(上部の鉄筋)と下端筋(下部の鉄筋)を二重に配置していきます。
二重であることからダブル配筋と呼ばれたりもします。
▲ダブル配筋によって強固な建物を造ることが可能になります!
そのダブル配筋の間に何やらオレンジ色のものが通されていました。
こちらはCD管(合成樹脂可とう電線管)といいます!
CD管の中には電線や通信ケーブルなどが入っていて、
この後打設されるコンクリートにこれらの線が接触しないように保護をしています。
▲鉄筋と鉄筋の間にCD管(合成樹脂可とう電線管)を設置していきます。
「可とう」は「曲げることが可能」という意味で、自由に曲げられる電線管です!
CD管はコンクリート埋設用の配管で、露出配管(露出した状態での配管)はできません。
この管が鮮やかなオレンジ色なのは上記のような配管間違いを防ぐためで、この色で統一されています。
コンクリートの中に埋まってしまうため、中々見られない配管かもしれませんね。
▲CD管は露出配管ができるPF管と識別するため、オレンジ色で統一されています。
尚、PF管はアイボリーやブラック、鮮やかなブルーなど色の種類が豊富です。
そしてCD管を鉄筋と結束線(※)で結んで固定していきます。
ハッカーという道具を結束線の先端に引っ掛け、くるくる廻して結束していきます。
※結束線
鉄筋同士を緊結するために用いる鉄線のこと。
加熱した後に徐々に冷やす「焼きなまし」という処理が行われており、柔らかい鉄線になっている。
▲爪のような形の道具がハッカー、先端にある銀色の線が結束線。
職人さんが見事な手さばきで結束していました!
着々とコンクリート打設に向けて準備が進んでいました。
次回は3階立上りコンクリート打設、いよいよ上棟となります!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
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