☆川崎市中原区の店舗併用賃貸マンション|5階立上りコンクリート打設(上棟・天端ポインター)
皆さま、こんにちは。
ついに5月も最終週となりました。
梅雨、そして暑い時期が近づいてきていますので、
エアコンの試運転など今できる準備をしておきましょう!
さて、前回は5階のスラブ配筋の様子をお伝えしました。
(☆川崎市中原区の店舗併用賃貸マンション|5階スラブ配筋(スペーサー・ダブル配筋))
今回は5階立上りコンクリート打設の様子をご紹介いたします!
▲生コンを運ぶミキサー車、生コンを上階まで圧送するポンプ車が前に停まっています。
上棟(※)まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」を繰り返してきた当物件。
今回の5階立上りコンクリート打設でついに上棟となります!
※上棟
建物の基本構造が完成した状態のこと。
造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、
鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。
今回コンクリートを流し込んでいくのは建物の一番上、つまり屋上部分です!
打設の流れは今までと同様で、打設用ホースをコントロールする職人さんに、
生コンにバイブレータで振動を与える職人さんなど、色んな職人さんたちの連携プレーが見られました。
▲重い打設用ホースはホースにつけたロープで操ります。
細長い棒のようなものがバイブレータ、生コン内の不要な空気を除去します。
今回注目したいのが上の画像の端に映り込んでいる天端(てんば)ポインターです!
こちら、実は屋上の打設の時にしか見られないレアアイテムなんです。
▲天端ポインター。
白色や青色など様々な色のものがあります。
天端ポインターが屋上の打設時に設置される理由は「勾配」にあります。
屋上は建物の中で最も雨の影響を受けやすい部分です。
屋上が平らだと水が溜まり続けてしまい、建物の劣化が進行しやすいだけでなく、
建物内部への浸水にもつながってしまい、雨漏りまでも引き起こしてしまう可能性もあるんです。
雨による建物の劣化を防ぐために、屋上は水が流れやすいように勾配をつけて造る必要があります。
天端ポインターを各箇所に応じた高さに合わせて設置し、
これを基に打設を行うことで勾配をつけることができるんです!
▲あちこちに設置された天端ポインター。
それぞれがその箇所に応じた高さに合わせて設置されています。
天端ポインターを目印に打設を進めていき、
その後は今までの打設と同じようにトンボや鏝で均して仕上げていきます。
そして打設完了の様子がこちらです!
無事上棟となりました!
上棟を迎え、これで躯体工事(建物自体を造っていく工事)は完了です。
次回からは内外装工事の様子をお届けしていきますよ。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
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