☆逗子市のテナントビル|LGS設置・ボード張り(間仕切り・軽天・天井インサート・プラスターボード(石膏ボード))
みなさん、こんにちは。
今日から5月に入りましたね。
4月から新社会人になった皆さまにとっては
あっという間の1ヶ月だったのではないでしょうか。
覚えることも多く大変だと思いますが、体調を崩さないようにお気をつけください!
さて、前回はサッシ取付の様子をお伝えしました。
(☆逗子市のテナントビル|サッシ取付(サッシアンカー・トロ詰め))
今回はLGS設置による間仕切りとボード張りの様子をご紹介します!
前回から内外装仕上げ工事のご紹介に入っている当現場。
次はフロアの間仕切りを行っていきます!
間仕切り(まじきり)とは、その言葉の通り「空間」を「仕切る」こと。
今まで1つの広い空間だったのを壁で仕切っていく作業になりますよ。
その壁の下地となるのが銀色に輝いているこちら、LGSです!
LGSとはLight Gauge Steelの略称で、軽量鉄骨のことです。
壁内部の骨組みとして軽量鉄骨を利用した場合、
木材と比べて湿気で曲がりにくく、反りも起こりにくいメリットが生まれます!
また、耐火性にも優れていますよ。
▲LGSを設置していく職人さん
設置した後の様子がこちらです!
骨組みだけでも空間が仕切られた感じがしますね。
上の画像を見ると天井にもLGSが見られるのが分かりますでしょうか。
テナントビルの当物件では、天井にエアコンや配線が埋め込めるように天井部分にも設置していきますよ。
このような軽量鉄骨による天井下地のことを軽天(けいてん)といいます。
▲軽天
ここで活躍しているのが天井インサート(壁材に機材を固定するための道具)です!
天井インサートの下部が爪のような形になっており、そこにLGSを吊り下げます。
そこに更にLGSをはめ込むようにして設置することで天井の骨組みがつくられていきますよ。
▲躯体に打ち込まれてぶら下がっているのが天井インサート。
ハンガーにLGSを吊るし、そこにさらにLGSをはめ込むことで交差した形になります。
天井インサートを取り付けるために、あらかじめ天井には金具が装着されています!
その金具に天井インサート上部のボルトをねじ込むことで天井インサートの設置が可能になりますよ。
この金具=ボルトを受けるためのネジ部分、実は打設前のスラブで目にすることができます。
それがこちら、下の画像の緑の筒のようなものがボルトを受ける金具部分となります。
▲スラブに見られる天井インサートの雌ネジ(ナット)部分。
打設するとこちらがコンクリートに埋め込まれ、躯体と一体化します。
スラブ工事の時点で天井インサート取付の準備がすでに行われているんです!
LGSで骨組みが造り終わったらプラスターボード(石膏ボード)を張っていきます。
石膏(硫酸カルシウムを主成分とする鉱物)の両面に紙を張ったボードで、
壁の下地など室内の仕上げ材下地としてよく使われています。
耐火性や耐久性に優れており、軽量で加工がしやすいのが特徴ですよ。
壁も天井もビス=ネジでボードを固定していきます。
壁となるボードを張ることでしっかりと間仕切りを行います!
▲黄色い板がプラスターボード(石膏ボード)。
職人さんが電動の機械を使って素早くビスで固定していました。
内装工事が着々と進んでいました!
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
【完成予想パース】