2025年5月アーカイブ

☆川崎市中原区の店舗併用賃貸マンション|5階立上りコンクリート打設(上棟・天端ポインター)

 

皆さま、こんにちは。

 

ついに5月も最終週となりました。

梅雨、そして暑い時期が近づいてきていますので、

エアコンの試運転など今できる準備をしておきましょう!

 

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さて、前回は5階のスラブ配筋の様子をお伝えしました。

 

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☆川崎市中原区の店舗併用賃貸マンション|5階スラブ配筋(スペーサー・ダブル配筋)

 

今回は5階立上りコンクリート打設の様子をご紹介いたします!

 

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▲生コンを運ぶミキサー車、生コンを上階まで圧送するポンプ車が前に停まっています。

 

上棟(※)まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」を繰り返してきた当物件。

今回の5階立上りコンクリート打設でついに上棟となります!


※上棟

 建物の基本構造が完成した状態のこと。

 造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、

 鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。


 

今回コンクリートを流し込んでいくのは建物の一番上、つまり屋上部分です!

 

打設の流れは今までと同様で、打設用ホースをコントロールする職人さんに、

生コンにバイブレータで振動を与える職人さんなど、色んな職人さんたちの連携プレーが見られました。

 

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▲重い打設用ホースはホースにつけたロープで操ります。

 細長い棒のようなものがバイブレータ、生コン内の不要な空気を除去します。

 

今回注目したいのが上の画像の端に映り込んでいる天端(てんば)ポインターです!

こちら、実は屋上の打設の時にしか見られないレアアイテムなんです。

 

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▲天端ポインター。

 白色や青色など様々な色のものがあります。

 

天端ポインターが屋上の打設時に設置される理由は「勾配」にあります。

 

屋上は建物の中で最も雨の影響を受けやすい部分です。

屋上が平らだと水が溜まり続けてしまい、建物の劣化が進行しやすいだけでなく、

建物内部への浸水にもつながってしまい、雨漏りまでも引き起こしてしまう可能性もあるんです。

 

雨による建物の劣化を防ぐために、屋上は水が流れやすいように勾配をつけて造る必要があります。

天端ポインターを各箇所に応じた高さに合わせて設置し、

これを基に打設を行うことで勾配をつけることができるんです!

 

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▲あちこちに設置された天端ポインター。

 それぞれがその箇所に応じた高さに合わせて設置されています。

 

天端ポインターを目印に打設を進めていき、

その後は今までの打設と同じようにトンボや鏝で均して仕上げていきます。

 

そして打設完了の様子がこちらです!

無事上棟となりました!

 

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上棟を迎え、これで躯体工事(建物自体を造っていく工事)は完了です。

次回からは内外装工事の様子をお届けしていきますよ。

 

それでは今回はこのへんで!

次回の更新をお楽しみに!

 


 

【完成予想パース】

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物件詳細

周辺の施工実例

 

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☆川崎市中原区の店舗併用賃貸マンション|5階スラブ配筋(スペーサー・ダブル配筋)

 

皆さま、こんにちは。

 

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?

お休み中の過ごし方は十人十色、その人らしさが出ていて話を聞くだけでも面白いです。

連休明けで仕事や学業に調子が出ない方々もいると思いますが、一緒に頑張りましょう!

 

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さて、前回は4階立上りコンクリート打設の様子をお伝えしました。

 

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☆川崎市中原区の店舗併用賃貸マンション|4階立上りコンクリート打設(CD管(合成樹脂可とう電線管))

 

今回は5階のスラブ配筋の様子をご紹介いたします!

 

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上棟(※)となる5階まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」の流れを繰り返していきます。

前回はコンクリート打設を行ったので、次は配筋工事・型枠の建て込みとなります。


※上棟

 建物の基本構造が完成した状態のこと。

 造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、

 鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。


 

取材当時、現場ではスラブ配筋が行われていました!

 

スラブ配筋はスラブ=上階の床と下階の天井になる構造体の上に配筋を行う作業です。

4階の天井かつ屋上になるスラブに鉄筋を組んでいきます。

 

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何やらスラブの上に鉄筋ではないものを設置している職人さんがいました。

こちら、スラブ用のスペーサーを設置している職人さんでした!

 

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スペーサーはかぶり厚さを確保するために型枠やコンクリートと鉄筋の間に差し込みます。

かぶり厚さは鉄筋の外端とそれを覆うコンクリートの外側表面までの最短距離のこと。

コンクリートの経年変化によって中の鉄筋まで腐食してしまうのを防ぐため、かぶり厚さが規定されています。

 

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▲職人さんがスペーサーを設置する様子

 

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▲スラブ用のスペーサーを設置することで、一定のかぶり厚さを確保します!

 

上の画像で気づかれた方もいるかもしれませんが、

スラブ配筋では鉄筋が二重になるような形で配筋するダブル配筋を行っています。

上端筋(上部の鉄筋)と下端筋(下部の鉄筋)を二重に配置していますよ。

 

そして鉄筋同士が交差するところは結束線(※)で結んでいきます(=結束)。

ハッカーという道具を結束線の先端に引っ掛け、くるくる廻して結束していきます。


※結束線

 鉄筋同士を緊結するために用いる鉄線のこと。

 加熱した後に徐々に冷やす「焼きなまし」という処理が行われており、柔らかい鉄線になっている。


 

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▲爪のような形の道具がハッカー、銀色の線が結束線。

 職人さんが見事な手さばきで素早くどんどん結束していました!

 

着々とコンクリート打設に向けて準備が進んでいました。

次回はいよいよ5階立上りコンクリート打設、上棟となります!

 

それでは今回はこのへんで!

次回の更新をお楽しみに!

 


 

【完成予想パース】

正面0206.jpg

 

物件詳細

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