2025年10月アーカイブ
☆渋谷区代々木のテナントビル|捨てコンクリート打設
皆さま、こんにちは。
日本列島に台風が近づいてきていますね。
その影響もあってか次の三連休は雲が多めになりそうです。
引き続き寒暖差や気圧の変化に気をつけながらお過ごしください。
さて、前回紹介した工事の様子は根伐・山留工事でした。
(☆渋谷区代々木のテナントビル|根伐・山留工事(矢板・H鋼))
今回は捨てコンクリート打設の様子をご紹介します!
まず、コンクリート打設とは生コンクリートを流し込む(=打設)作業のことです。
生コンクリート、略して生コンは固まる前のやわらかいコンクリートとなります。
その生コンを運ぶミキサー車(生コン車)が現場にやってきました!
生コンの入ったドラムを回しながら運搬することで、運搬中の生コンの分離を防ぎます。
▲現場にやってきたミキサー車(生コン車)。
後方にあるハチの巣のような部分がドラムです!
ミキサー車が工場から生コンを運び、
その生コンをポンプ車に移すことで打設ができるようになります。
▲ミキサー車とポンプ車
ミキサー車とポンプ車の後方部をドッキング、ポンプ車に生コンクリートを移します。
そしてポンプ車から伸びるホースから生コンを圧送(圧力をかけて送る)、打設開始です!
▲ポンプ車の後方にあるホッパーという開口部に生コンを移している様子。
根伐り・山留工事で整地された地面に直接コンクリートを打設していきます。
▲打設用のホースを職人さんが巧みに操ります!
このコンクリートは建物を造る前準備として流し込むもので、
基礎の底面を滑らかにしたり、墨出し(※)を行いやすくするといった目的があります。
※墨出し
後に行う部材の取り付けや仕上げ作業のために、下地面などに墨で印をつけること。
職人さんたちの作業の効率を上げるための下準備のようなものです。
建物自体の構造には関わらないため、捨てコンクリートと呼ばれます。
「捨て」という言葉がついていますが、重要なコンクリートなんです!
▲職人さんたちが連携しながら打設を進めていきます。
生コンを流し込んで、均して、コンクリート打設は完了となります。
完了後の様子がこちら!
この後は基礎の配筋工事や型枠工事が始まります。
それでは今回はこのへんで!
次回の更新をお楽しみに!
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