2025年8月アーカイブ

☆杉並区西荻北の店舗併用賃貸マンション|3階立上りコンクリート打設(上棟・天端ポインター)

 

皆さま、こんにちは。

 

通勤電車で学生さんたちを見かける数が減りました。

一方で家族連れの姿が多くなり、もう夏休みなんだなぁとほんわかします。

来たるお盆休みを楽しみに一日一日を乗り越えていきましょう!

 

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さて、前回は3階の型枠工事の様子をお伝えしました。

 

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(☆杉並区西荻北の店舗併用賃貸マンション|3階型枠工事(スタットボード(断熱型枠材)・型枠支保工(パイプサポート)))

 

今回は3階立上りコンクリート打設の様子をご紹介します!

 

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上棟(※)まで「配筋工事・型枠の建て込み」→「コンクリート打設」を繰り返してきた当物件。

今回の3階立上りコンクリート打設でついに上棟となります!


※上棟

 建物の基本構造が完成した状態のこと。

 造りによって上棟と呼ぶ状態は異なるが、

 鉄筋コンクリート造では屋根部分のコンクリート打設の完了時であることが多い。


 

今回コンクリートを流し込んでいくのは建物の一番上、つまり屋上部分です!

では、さっそく現場の様子を見ていきましょう。

 

コンクリート打設の流れは今までと同様で、

生コンクリートが流れ出てくる打設用ホースを操る職人さんや、

バイブレータで生コンに振動を与える職人さんたちなどが連携して進めていきます。

 

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▲重い打設用ホースはホースにつけたロープでコントロールします。

 細長い棒のようなものがバイブレータ、生コン内の不要な空気を除去していきます。

 

打設工事の流れは一緒なのですが、屋上の打設でしか見られないアイテムがあります。

それがこちら、ニョキっと生えている天端(てんば)ポインターです!

 

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▲画像真ん中の青いものが天端ポインター。

 色は青色だけでなく橙色や白色など様々です。

 

天端ポインターが屋上の打設時に設置される理由は「勾配」にあります。

 

屋上は建物の中で最も雨の影響を受けやすい部分。

屋上が平らだと水が溜まり続けてしまい、建物の劣化が進行しやすいだけでなく、

建物内部への浸水にもつながってしまい、雨漏りまでも引き起こしてしまう可能性もあるんです。

 

雨による建物の劣化を防ぐために、屋上は水が流れやすいように勾配をつけて造る必要があります。

天端ポインターを各箇所に応じた高さに合わせて設置し、

これを基に打設を行うことで勾配をつけることができるんです!

 

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▲あちこちに設置された天端ポインター。

 それぞれがその箇所に応じた高さに合わせて設置されています。

 

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▲勾配をつけながら打設を行っている様子。

 

天端ポインターを目印に打設を進めていき、

その後は今までの打設と同じようにトンボや鏝で均して仕上げていきます。

 

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職人さんたちの手によって均されていき、無事上棟を迎えました!

 

上棟を迎え、これで躯体工事(建物自体を造っていく工事)は完了です。

次回からは内外装工事の様子をお届けしていきますよ。

 

それでは今回はこのへんで!

次回の更新もお楽しみに!

 


 

【完成予想パース】

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