2025年10月アーカイブ
☆相模原市緑区西橋本の賃貸マンション | スラブ配筋
みなさま、こんにちは!
そろそろ秋かと思いきや、12時頃は暑くなる、思わせぶりな気候が続いていますね(-"-)
相変わらず秋花粉だけは飛んでいます(*_*;
それでは、相模原市緑区西橋本の賃貸マンションの工事の様子をご紹介いたします!
今回は「スラブ配筋」についてご紹介させていただきます( `ー´)ノ
まずスラブとは、鉄筋コンクリート造の床や屋根のことを指します。
前回もご紹介させていただきましたコチラの写真ですが
所々にオレンジ色の管が通っているのが見えますでしょうか!
このオレンジの管は「CO管」といい、コンクリート打設を行う前に
電気線を通す道を確保するために張り巡らされています( `ー´)ノ
また、型枠を下にのぞき込むとこんなものがありました。
こちらは「Pコン(プラスチックコーン)」と「セパレーター」といい、型枠を固定させるために取り付けられます。
よくコンクリートがむき出しになっている建物には、ぽつぽつ窪みがありますが
これはPコンがあった痕なんです(^。^)○
ちなみにこの薄っすら見える灰色の筒は「スリーブ管」といい、
給水・排水・電気・空調などの配管やケーブルを通すために使用します。
鉄筋コンクリート造では、一旦コンクリートを打設してしまうと後から穴を開けるのが非常に大変なので、
あらかじめスリーブ管を設置しておくことで、後工程の設備工事をスムーズに行えるようになります。
最後に、写真のように鉄筋を上下2段で配置する「2段配筋」などの場合に使用される、
「サポート筋」又は「スペーサー筋」のご紹介いたします。
U字に曲げられた鉄筋は、上側スラブ筋(床の鉄筋)を正しい高さに保持するための補助材です。
鉄筋コンクリートのスラブ(床)では、下側:下端筋(スラブ下筋)と上側:上端筋(スラブ上筋)という2層の鉄筋が組まれます。
しかし、コンクリートを打設するとこの鉄筋が浮いたり沈んだりしてしまうことがあるので、それを防ぐために取り付けられます。
次にもう一つ写っている四角い部材ですが、これは「スラブ用樹脂スペーサー」といいます。
鉄筋コンクリートの施工時に、下側の鉄筋を一定の高さに保つために使います。
これにより、かぶり厚さ(コンクリート表面から鉄筋までの距離)が正確に確保されます。
今回の現場日記はここまで!
次回の現場日記ではこの場所にコンクリートを打設する、「基礎コン打設」をご紹介いたしますので是非ご覧ください♪
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